娘と息子とちいさいお庭

子どものことと暮らしについて記します

ふるさと納税と医療費控除の罠に(勝手に)かかった話

お詳しい方やお察しの言い方はタイトルでその顛末まで想像がつくと思いますが、ふるさと納税完了後に後追いで医療費控除の申請を行ったがために2度手間3度手間をくらわされました。

端的に事の顛末を説明すると、

  1. 2018年にワンストップ特例制度を利用して確定申告無しでふるさと納税行う
  2. 後年(2021年)に医療費控除の申請(2018年度分)を確定申告で行う
  3. 2018年度分の確定申告をしてしまったがためにワンストップ特例が認められなくなった
  4. 2018年度に控除されていたふるさと納税分を追納する(各自治体に証明書の再発行を依頼する)
  5. 追納分を再度控除するために、寄付金控除申請のため2018年度の確定申告を再度行う

といったありさまでした。ちゃんと事前に調べればもっとスムーズできたのでしょうが、大変でした。

 

ふるさと納税

確定申告の手間が省けるので、大抵の方はワンストップ特例制度を利用していると思います。

www.soumu.go.jp

 

このサイトのワンストップ特例の説明にある"確定申告の不要な給与所得者等で"がそもそもの発端でした。

ちなみに我が家では、ティッシュ・トイレットペーパー・お米といった必ず消費するけど買い物の時にちょっと邪魔(重い大きい)なものが中心です。


 


 

2018年もこのワンストップ特例制度を利用して何件かふるさと納税を行いました。そして、2018年は息子が誕生(つまり妻が出産)する年でした。

 

医療費控除


医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までにしはらった医療費の合計(自分や家族を含む)が一定額を超えたときに、超過分が所得控除される制度です。

www.nta.go.jp

保険金の支給などが無ければ純粋にその年の医療費の合計金額マイナス10万円分が所得控除できます。それまでは縁の無い制度でしたが、出産費用の自己負担分、妊婦検診費用、その他病院にかかったときの費用を足し合わせると余裕で10万円を超えていました。このことに気が付いたのが2021年だったのですが、過去5年間については遡って申請できるようなので、当時の領収書を引っ張り出し申請の手続きを開始しました。

 

控除申請

 

国税庁のWebサイトから申請書が作成できます。

令和2年分 確定申告特集

その年の源泉徴収票が必要なので、会社に再発行してもらいました。毎年のように確定申告する予定は無いので、とりあえずe-Taxに登録せず申請書を印刷して郵送する方式にしました。

平成30年分⇒所得税⇒給与・年金の方の欄で作成開始⇒流れに沿って医療費控除にチェックを入れて源泉徴収票に記載されている金額を入力します。その先に医療費の詳細を入力するエクセルのフォーマットがダウンロードできます。引っ張り出した領収書を一つ一つ入力し、最後にアップロードすると控除額を自動で計算してくれます。最後に申請書とエクセル表を印刷して捺印し、(毎度おなじみ)マイナンバーカードのコピーをのりで貼り付けて、管轄の税務署へ郵送します。1か月くらい経って忘れたころに還付金の振り込みがありました。めでたしめでたし。

 

2020年に娘の出産がありましたので、令和2年分も同様の流れで申請しました。所得税については住宅ローン控除の影響ですでに源泉徴収自体がありませんでしたので、直接還付はありませんでした。住民税が若干安くなります(確定申告の内容が住んでいる自治体にも共有されて、そこで住民税を調整してくれるみたいです。恥ずかしながら初めて知りました)。

 

めでたしめでたし…ではありませんでした。

 

突然の住民税納税通知と追納と再度の確定申告

 

確定申告による医療費控除申請が完了してすこし経ったある日、住んでいる自治体から一通の通知書が届きました。…ん?平成30年度分の住民税〇万円を追納せよ…?何をいまさら?私何か悪いことしましたっけ?ああ、そういえばこの1週間くらい前に市からなにか案内が来ていたなと思いそれをよく見てみると、(案内がもうないのであやふやですが)確定申告によりワンストップ特例がキャンセルになったうんぬん…とあります。・・・ああなるほど。ここで気が付きます。面倒くさいことになったなーと。


とりあえず、追納期限が2週間とかだったので、忘れないうちにクレジットカードで追納だけ先に済ませます。その後、寄付金控除の申請を行うため、とっくの昔に廃棄した寄付証明書を再度取り寄せるため、寄付した自治体(まずどこの自治体に寄付したのか調べ直す…)一つ一つに連絡を取り、証明書の再発行をしてもらいます。2週間ほどですべての証明書の再発行が完了し、医療費控除と同じ流れで寄付金控除申請(還付申告)を行いました。

 

さらっと書いていますが疲れました。これまで控除されていた寄付金(ふるさと納税額)をわざわざクレジットカードで支払い(翌月に引き落とされ)、その分をもう一度取り戻すために再度確定申告(還付申告)のためにいそいそ書類の準備をしコンビニで印刷して郵送し…「何やってるんだろう」感が満載でまったくモチベーションがわきませんでした。

 

ふるさと納税(2018年)⇒医療費控除申請⇒住民税再納付⇒寄付証明書再発行手続き⇒寄付金控除申請(還付申告)…とんだ災難でした。マイナンバーで全部管理してくれれば確定申告だけではなく様々なことが本来スムーズに行くはずなんですが、いろんなことがあってマイナンバーの機能は限られてしまっているので仕方ないですね(これについては思うところがたくさんあるのですが、ここでは書きません)。とりあえず今年中にe-taxだけでも導入したいと思います。