娘と息子とちいさいお庭

子どものことと暮らしについて記します

部屋の採光と子どもの近視

子どもの近視が問題に

近年、子どもの近視が問題視されているようです。

news.yahoo.co.jp

最も懸念されるのが近視だ。近視は一般に角膜から網膜までの眼球の奥行き(眼軸長)が伸びることで発症する。

 なぜ近視になるのか。遺伝的要因に加えて、生活環境の影響が大きい。中でも「目と物との距離」は主な要因だ。距離が近いほど、また見る時間が長いほど、眼軸を伸ばす刺激は強まる。スマホなどの携帯端末やゲーム機を使用する際、画面との距離が20センチ以下に近づくことが多いといわれ、極めて近視が進みやすい。  日中に屋外で過ごす時間が減ることも近視が進む要因だ。太陽光には近視を抑える効果があるとされる「バイオレットライト(波長の短い紫色の光)」が含まれるからだ。「コロナ禍の暮らしは近視を悪化させる環境要因がそろっている」

www3.nhk.or.jp

遺伝的な要因もありますが、外部要因としてスマホやタブレットの普及、また読書や勉強などで近くのものを長時間にわたって見続ける機会が増えたこと、またコロナ禍で外出せず太陽光を直接浴びる機会が減ったことが近視の発症が増えた要因のようです。

 

家庭でできる対策は

太陽光を浴びる

光を浴びると、目の奥で「ドーパミン」という物質が出て、眼軸の延びが抑えられることがオーストラリア国立大学が行ったヒヨコでの実験で分かっています。

これをもとに、台湾で行われた研究では、週に11時間以上、明るさ1000ルクス以上の光を浴びることで近視の発症が抑えられることが分かりました。

1日あたりにすると、だいたい2時間。

実際に台湾で、10年ほど前から小学校で2時間、屋外で過ごすようにしたところ、視力0.8未満の小学生が5%減ったということです。

では、1000ルクスってどれくらいの明るさなのか気になります。

教室の中は300ルクス、窓際でも800ルクス程度です。

商品を美しく見せるために明るくしているスーパーで1000ルクス程度ですが、2時間いることは難しいですよね。

一方、屋外では日陰でも1000ルクスを超え、日なたは1万ルクス以上になるので、「屋外で2時間」ということが目標になっています。

20-20-20

もう1つは3つの「20」です。

アメリカ眼科学会は、20分間継続して近くを見たあとは、20フィート、つまり、およそ6メートル以上離れたものを、20秒間眺めるという「20ー20ー20」ルールを推奨しています。

30センチ以内の近業の時間が長くなると、近視が進行するとされるので、その時間を意識して減らそうというのです。

太陽光を浴びる、明るい環境で過ごす、近くのものを見続ける時間を意識的に減らす、といったところでしょうか。

我が家の場合

遺伝的要因

これはどうしようもないので考えないことにします。私はもともと視力が良く(大学受験でがた落ちしましたが)、妻は悪いので、どう遺伝するかは五分五分でしょうか(私の両親も、父が視力が良く母が悪いパターンです)。

 

近くでものを見させない

上記の20-20-20は日常的に実践できなさそうなので、せめて近くで何かものを見続けないように気をつけさせたいです。我が家ではスマホやタブレットは使わせていないので、テレビを近くで見ていたら注意する、くらいにします。テレビの前にこれを置いてみたところ、自然と上に乗ってゆらゆらし始めるので、これを適切な距離に置いておくと自然にテレビ画面と距離をとってくれるようになりました。

 

部屋を明るくする・太陽光を取り入れる

まず、試しに部屋の明るさを測ってみました。

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仕事部屋(午後2時、晴れ)

 照明無し⇒295ルクス

 照明有り⇒380ルクス

リビング(午後3時、晴れ、日光を遮る建物なし)

 カーテンが閉まっている⇒736ルクス

 カーテンが開いている⇒1,579ルクス

ということで、照明だけで1,000ルクスというのは少し厳しそうですが、カーテンを開けると大幅に超えます。確かに、カーテンを開けると部屋がぱっと明るくなっていい気分です。

 

実はこの件とは無関係に、前々から「カーテンを開けて過ごしたいな」と考えていました。夏場はともかく、せっかく日当たりが良い間取りなのにカーテンで日を遮ってしまうのがもったいない気がしていまして。懸念点としては、カーテンを開けると外から家の中が丸見えになること(当たり前ですね)と、直射日光が家具や床の寿命に影響してしまうこと、でした。

外から見える問題については、こういった目隠しシートを貼ることで解決しました。


 

外にフェンスがあればこういったものでも良いと思います。

床や家具への影響については、まあ開けっ放しにせずほどほどの時間に限定するくらいしかしていません。そもそも、晴れの日中に子どもが家の中にいる場面も限られていると思いますし。

 

以前は、そんなに暗く感じない程度であればあまり室内の照明をつけないで過ごしていましたが、この近視の報道を見てからは室内の明るさをより意識するようになりました。

一方、寝る前になっても白色で明るすぎる環境だと今度は(子どもと大人両方)睡眠に影響が出るので、夜のある時間になったら段々と暖色に変化するように照明を設定しています。

ここらへんについてはまた別の記事で。