「もういっそのことテレビを壁掛けにしない?」妻が冗談半分で言ったこの言葉を100%本気にし、実行までしてしまいました。
テレビ台がだんだん邪魔に見えてきた
失ってみて初めてその存在の大きさに気が付く、なんてことはよくあることです。新婚時(子どもたちが生まれる前)に買ったこのテレビ台も、これまで違和感なく使ってきましたが改めて考えるとマイナス面がたくさんあります。
- 場所をとる
- 台の角で子どもがけがをする危険がある(コーナーガードを貼っていましたが、見事にほとんどはがされています)
- 子どもがいたずらをするので、引き出しは締め切っている⇒引き出しの機能がほぼ無い
- テレビ台の裏に乱雑に置かれている物(アダプター・外付けHDD・ルーター・その他コード類)の周りが常にホコリだらけ
つまり、このテレビ台は
- テレビを上に置く
- ルーター等を裏に置いておくことで子どもたちからのいたずらを防止する
の2つの機能を果たすためだけにここに存在していることになります。逆に壁掛けにすることでこの機能を満足することができれば、このテレビ台ともおさらばでき、すっきりしたスペースが生まれるわけです。
壁掛けの方法を調べ、買う
テレビを壁掛けする方法はいくつかあるようですが(面倒くさいので紹介しませんすみません)、これが一番シンプルそうでした。
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ホッチキスで留めるので壁の穴はほとんど見えません(賃貸でもOKです)。すべて留めれば人がぶら下がれるぐらいの強度になる(動画をYoutubeで見ました)ようです。いろんな種類がありますし、今持っているテレビが対象かどうかはWebサイトで確認できるので安心です。
ということで、まずは壁に設置してテレビ本体もセットしてみます。
これだけでもかなりすっきりしました。次はテレビ台の裏に隠れていたこれらコード類をどうにかします。
周辺の環境も整理する
子どもたち(特に当時0歳の娘)がいたずらすることは目に見えていたので、大きなものはできるだけ上に(壁に)、またコンセントがこの位置にある以上コード類はここから伸ばすしかないため、できるだけコード類を隠す(子どもからのアクセスを防ぐ)ことを目標とします。まずは、テレビのアダプター・録画用の外付けHDD・WiFiルーターを置く棚を探します。
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上の商品はあくまでも例で、収納したいものの数と大きさにあったもので良いと思います。我が家では最終的にニトリの壁掛けラックにしました。
ちょっとごちゃごちゃしていますが、こんな感じです。地震が起きたときの転落を防ぐため、黒いゴム紐で軽くガードしています。空いたスペースに植物なんかを置くのもいいかもしれませんね。
次はコード類です。これまたホッチキスで設置するタイプの配線モールにしました。
そして最後に、子どもたちがコンセントからコードやLANケーブルを引っこ抜かないように何かカバーのようなものを被せます。
こんな感じ。実はコンセント部分に被せる物を探すのに一番時間を使いました。
- ちょうどいい大きさ
- そこそこの耐久力(娘がつかまり立ちをするかもしれない)
- 上部分が開いている(コード類の通り道と開いているコンセントへのアクセス)
- 下部分も開いている(閉じているとそこにホコリがたまるから)
近所の100均で適当に見つけた箱類をくりぬいて使おうとしましたが、案外ちょうどいいものが見つけられず。もういっそのことDIYしようとホームセンターで木材を探していたところ、これを見つけました。
正直これが何なのかわかりません。台?椅子?ともかく、寸法がちょうどいい、上も下も開いている、見た目も悪くない。これに決めました。
中身はこんな感じ。角が危なかったのでやすりで面取りをしました。角度を変えられるタップ(一番左)が良い仕事しています。
テレビの裏は中々悲惨なことになっています。余ったコード類やら分配器やらでごちゃごちゃですが、これが精いっぱいでした。この中で何か問題(プラグが抜けたとか)が起きるととても大変なので、次にテレビを買い替えるまでは何も起こらないでほしいです。ここも本気ですっきりさせたかったら、テレビの隣に電気盤みたいなものをつけると良さそうですが、なんか工場っぽくなりそうです。オシャレな盤のようなものがあれば良さそうですが、たぶんやらないです。
最終的にはこんな感じになりました。コードのうねりがあるためモールの長さがバラバラで、ここから見ると真ん中のコードが見えてしまっています。もう少し目隠しを上にすればよかったです。
もう一つの後悔は、壁のラックとテレビの上部分に余裕を持たせなかったことです。次はもうワンサイズ大きいテレビへの買い替えを考えているのですが、その場合ラックとテレビの上部分が干渉してしまいます。釘を抜いてもう一度ラックを付け直さなくてはいけませんね。
大変でしたが楽しかったです。お疲れさまでした。