娘と息子とちいさいお庭

子どものことと暮らしについて記します

2歳差育児の記録(番外編)- 娘の成長の話と、いつでも息子が中心の話

今回はいつも以上にただ思ったことをだらだらと書くだけの記事となります。

娘の成長が凄まじい

1歳4か月になる娘の成長が凄まじいです。

  • 発語がたくさん
    • わかった、おっけー、アンパンマン、その他たくさん
  • こちらの指示が通る
    • 「お風呂に入るよ」で自らお風呂まで歩き服を脱ごうとする
    • 「ごはん食べるよ」で自分の席まで移動する
    • 「おむつ変えるからころんして」でころんする
    • 「アンパンマンどこいっちゃったの?」と聞くと「んんっ??」と言ってキョロキョロする
  • ダンスを踊る
    • からだダンダン、エビカニクス、とんとんとんとんひげじいさん、大きな栗の木の下で…
  • 歌を歌う
    • ABCの歌(さすがにまだ発音はできないけど、リズムに合わせて何か言おうとしている)、そのほか兄の真似

兄が同じ月齢のころは、これらはほとんどできていませんでした。発語なんてまったくなかったし(つまり歌も歌わない)おむつを仰向けで替えるなんて不可能だったし、ダンスを踊るのなんてもっての他でした。

発語がなく落ち着きもなく、程度の差こそあれ妻も私も「あれ、うちの息子大丈夫か?」と心配になり始めていたころです。当時「同じくらいの月齢のあの子はもうこんなこともできるんだなーすごい」とまるで別世界のように感じていたことが、いま娘がまさに実践しているような状況です。

息子が同じ月齢だったころの写真や動画を妻と一緒にみることがあるのですが、確かに当時の息子はまったく言葉を発していませんし、周りのものを認知する様子(目や表情の動き)も今の娘とは少し違うなーと感じることがおもしろいです。

逆に、歩く走るといった基本的な動作やベッドの上に登る、といった運動面は同じ月齢のときの息子の方が上手でした。あと、娘は一歩目が遅いです(野球の守備練習で怒られるやつ)。若干のんびりしている。

同じ家庭で育っているとはいえ、兄の時とはいろいろと状況が異なります。

常に兄(見本)がいる

よく兄のことを見ています。言動がまんま兄です。動く、話す、歌う、踊る、これらの身近なお手本が常にそばにいます。また、兄の後をよくついていきます。友達の家で、他の子が遊んでるときは何も反応しなかったのに、兄が同じおもちゃで遊ぶときはスタスタとついていっていたずらしていました。

父が家にいる時間が増えている

コロナ禍で在宅勤務がスタートしたのが、息子が1歳8か月のころでした。それまでもちょくちょく在宅勤務をしていましたが、コロナ禍以降の在宅勤務で私が自宅にいる(=子どもたちと接する時間)が圧倒的に増えました。

Door to Doorで往復2.5時間だとして、2.5 x 終業日数 = 600時間くらい家にいる時間が増えました。圧倒的に子どもたちとの時間が増えています。 

家庭内の会話が増えている

自宅にいる時間が多くなったことにより(&通勤の疲れとストレスが無くなったことにより)日中の私と妻、私と息子との会話がかなり増えました。家庭内の会話量が増えたことで、娘が人同士の会話に触れる(観察する)機会も息子のときよりも圧倒的に増えていますね。

もともとの性格(と性別)が違う

これも関係あるかもしれません。いろんな要素が絡み合うので断定した言い方はできませんが。

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世界は息子を中心にまわっている

娘が生まれてからも、我が家では基本的には息子を中心に世界がまわっています。これは娘を妊娠中に妻とあらかじめ確認しておいたことです。妹が誕生したことで息子が寂しい想いをすることはなるべく避けよう、と。出産後に娘が自宅(妻実家)に戻る(=息子と妻は1週間ぶりくらいの再会)ときは、娘はひとまず外で義母にまかせ、まず妻と息子に再会させ、私も娘を抱っこせずに家に戻り、その後ようやく娘を家に迎え入れます。

息子を優先するといっても、どうしても0歳の娘を優先しなければいけないことはたくさんあります。その分、その他の場面ではできるだけ息子を中心に生活します。お風呂の順番とか、いつも息子にヒアリングしています(「今日は誰が誰と最初にはいる?」とか。…甘いですかね笑)。ごはんは必ず途中から「もうつかれちゃった」とか言って自分で食べるのをあきらめ、大人があげています(笑)。

息子はいま3歳5か月ですが、「お兄ちゃんだから」の理屈はまだ通じそうにありません。2,3歳で「お兄ちゃんだから」と我慢させても、よく意味が分からずストレスしか与えなさそうでした(ので、こういった理屈で我慢させることは一度もありませんでした)。

おもちゃの取り合いになろうとしても、兄と妹の扱いは平等にしています。

先に遊んでいた方が優先。横からとったりはしない。先に遊んでいた方は、満足したらどうぞと渡してあげる

兄が遊んでいるおもちゃを妹が横取りしようとしたら「今はお兄ちゃんが遊んでいるよ」と妹の方を注意します。もちろん1歳の娘にはわかるはずがないのですが、これはどちらかというと兄へのメッセージを兼ねています。「おもちゃは順番だよ。二人の扱いは平等にしているよ。でも妹が欲しがっているから、遊び終わったら貸してあげてね」と。娘が兄を叩いたりしたときも、同じ考え方で娘にちゃんと注意します。

家庭内ではこんなに甘々に扱われている息子ですが、外(幼児教室や療育)ではかなり良い子みたいです。TPOをちゃんとわきまえられるのか、家庭内でのストレスが少ない分外でいい子でいられるのか、それとも外でいい子にしているからその分家庭内では甘えたくなってしまっているのか…。卵が先か鶏が先かわかりませんが、外でちゃんとやっているのならよしとします。

ただ来年は幼稚園デビューなので、最近は少しずつ「自分以外の事情がある」ということを家庭内でも教えたりしています。*1「〇〇(息子)はよくてもママや□□(妹)ちゃんが~だから~してね」など。大抵泣かれるかしょんぼりしますが。

まだまだ危なっかしいですが、兄と妹が一緒に遊ぶ(たいてい走り回る)ことが増えて、毎日本当に少しずつではありますが安心して見れるようになってきました。「自分が遊んでいるおもちゃを妹に渡す」という行為は、一見できているように見えて実はただ「自分が満足したから渡す」だけだったのですが、渡すまでの時間がこれまでより短くなっている気がします。

これから娘が2歳になるにつれ、イヤイヤ発動で娘を優先しなければならない場面が増えてくると思います。息子も徐々に成長していきますが、まだまだ甘えたい年齢でしょう。妻と二人でうまくやっていきたいです。

 

今年の半ばから始めたブログですが、意外とたくさんの人にアクセスいただいているようでうれしいです。来年も時間と体力が続く限り細々と続けていこうと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

*1:現時点で週4-5日で朝から夕方まで親と離れて外にいるので、幼稚園デビューは他の子よりはスムーズにいくと思うのですが。