前回の続きです。
どんな庭にするか
労力と効用がまったく見合わず、自宅の庭の天然芝をすべて撤去することを決めました。雑草対策のため庭一面に防草シートを敷き、その上に人工芝か砂利のどちらかを敷き詰ようと思い、最終的には砂利にしました。砂利といっても灰色の味気ないやつではなく、もうちょっとおしゃれな感じのもの。人工芝もいいんですけど、きれいな砂利で敷き詰められた庭を見てみたくなってしまいまして。レンガも何個か配置すれば自分だけでもそれっぽい庭にできそうです。
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工程の確認と道具の準備
何を準備しどのような手順で進めるか、Youtubeやらネットやら個人の方のBlogやら割と頑張っていろいろ調べました。大まかな流れとしては以下になります。
芝をはぎ取る
土地を耕す
転圧してできるだけ平らにする
除草剤を撒く
防草シートを敷いて固定する
砂利を敷き詰める
芝をはぎ取る
これが一番大変でした。芝が地面にちゃんと根付いているためなかなかすんなりはがれてくれません。最初はスコップを使いましたが、鍬の方が楽でした。途中鍬の先が柄の部分と外れるアクシデントがありましたが、接着剤で何とかなりました。腰がやばい。
はがした芝はそのままだと土が大量についていて処理が大変なので、一日乾かして土をできるだけ落としてごみ袋に入れます。
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芝の裏にはいろんな虫がいました。
土地を耕す
これも鍬で行いました。野球部時代のグラウンド整備を思い出しました。表面の土と地面の土を入れ替えることで整地しやすくかつ雑草ができるだけ生えない地面にします。本当は鍬で耕した後でトンボで整備するとキレイになるのですが、面倒くさくて(あと買うのが嫌で)これはスキップしました。これがあるともっとうまく平らにできたのでちょっと後悔。
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転圧する
地面に圧力をかけて表面を固めます。土地が狭ければ自分の足と体重で踏み固めれば十分です。適当な木の板を使うと効率よく進められます。
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除草剤を撒く
ケチらずまんべんなく撒いた方がいいです。特に壁際など隙間ができやすいところは徹底的に撒きます。
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防草シートを敷いて固定する
これも割と大変でした。調べてみると結構いろんな種類のシートがあるんですね。安いやつだと耐久年数(5年とか)があるので、ここは奮発して有名なものをチョイスしました。砂利下だと半永久的に大丈夫とのことなので、長い目で見れば安いです。
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付属されていたピンと追加で購入した釘を駆使して地面に固定します。特に壁際とシート同士のつなぎ目部分は隙間が出ないように気を付けながら、雑草が顔を出しそうな部分をできるだけ隠すようにシートを広げます。
きれいにできるか心配でしたが、悪くない
砂利を敷き詰める
砂利がどれくらい必要なのか、若干見立てが甘かったです。近くのホームセンターで確認してみると、種類にもよりますが1平米(1m x 1m)を3cmの高さで敷き詰めるためには10kgの砂利が約5袋必要とのこと。今回整備している庭の面積が23平米くらいなので、単純計算で5袋 x 23 = 115袋(= 1.15トン)必要ということになります。一袋550円くらいなので、57,500円…結構する。というか1トンも一気に車で運べない。軽トラをお店で借りることもできるけど、一気に115袋も購入して運搬して…なんてできそうにないので、何回かにわけて進めます。
途中経過。なかなかよさそう。
この記事を執筆している時点で合計123袋購入しました。うち20袋がまだ未開封ですが、これ+もう少しでようやく終わりになりそうです。防犯砂利というもう少し軽くて扱いが簡単そうなタイプもあったのですが、レビューを見る限り軽すぎて風に吹き飛ばされる(確かにホームセンターで実際に触ってそんな感じだった)そうなので見送っています。
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まとめ
材料費は合計で10万円弱かかりました。防草シートと砂利をケチらなかったのでまあこんなものかなといった感じです。業者に頼むのも一瞬検討しましたが、調整が面倒くさかったり思い通りになりそうにならなかったりでやめました。
雪が積もった際にスコップや長靴が無くて困っていたので、まあちょうどよかったです。除草剤はどうせ使うものだし、案外無駄な買い物にならずに済みました。大変でしたが、自分でやると達成感がありますし徐々に完成していく庭を見るのも楽しかったです。なにより、これで雑草取りと芝刈りと猫の糞から解放されると思うととてもハッピーです。
めでたしめでたし
8割完成。いい感じに仕上がりました。